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ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

サイトには掲載していない仮想通貨に関する時事的な情報や個人的な感想など。中級者以上向け。

Ethereum上のトークンThe DAOをMyEtherWalletから買ってみた

現在クラウドセールが行われているThe DAO(Slock.it)を買ってみました。そもそもSlock.itやThe DAOのクラウドセールには全く参加するつもりはなかったのですが、メールマガジンを書くにあたってMyEtherWalletを確認していたら、いろいろと面倒くさい公式ウォレットmist以外から購入できることが分かったので、試しに0.45ETH分だけ買ってみました。すごい面倒というような話を聞いていましたが、元々ETHを持っていれば、この方法で簡単に購入できます。

クラウドセールへの参加をお勧めするわけでは全くありませんが、参加したくてたまらないけどmistのせいで諦めているという方向けに書いておきます。

※mistのほうがおそらくセキュリティ的には安全です。ご利用は自己責任で。

MyEtherWalletとは?

クライアントサイドで動くEthereumのウェブウォレットです。ソースコードをダウンロードすればデスクトップウォレットとして動作します。Chrome拡張機能もリリースされていますが、記事執筆現在で配信されているバージョンではThe DAOの購入に対応していないようです。

The DAOを買ってみる

①MyEtherWalletをインストール

https://www.myetherwallet.com/

上記のURLをそのまま使用しても良いですが、一応セキュリティを考えてソースコードをダウンロードしてローカルで動作させます。githubのページ中段あたり右端の「Download ZIP」をクリックしてダウンロードしてください。ダウンロードして解凍したフォルダ「dist」内の「index.html」を任意のブラウザで開きます。

②ウォレットを作成

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index.htmlを開いたら、秘密鍵を暗号化するためのパスワードを入力して、右の「GENERATE」ボタンを作成します。

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するとウォレットが作成されます。1に表示されているアドレスがウォレットのアドレスになるので、コピーして保存してください。2では秘密鍵が表示されるので、ここでは先ほど入力したパスワードで暗号化されているKeystore Fileを赤枠で囲ったDOWNLOADボタンから保存します。このファイルはそのまま公式ウォレットmistで使えるので便利です。パスワードを忘れると永遠に復元できないので、紛失リスクが怖い方は暗号化されていない秘密鍵を保存するのも一つの手ではあります。

※パスワードの確認入力欄がないので、「View Wallet Info」タブなどから、ウォレットが開けることを必ず確認してください。

③ウォレットにETHを送信

取引所やウォレットから先ほど作成したウォレットに購入用のETHを送信します。高額を送信する場合は、事前にテスト目的で少額を送信してブロックエクスプローラーで確認することをおすすめします。

④DAOトークンを買う

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上のメニュータブから「The DAO」を選択します。「JSON or Keystore File」を選択して、右のSELECTボタンをクリックします。(生の秘密鍵を保存している場合は下の「Plain Text Private Key」を選択します。)秘密鍵が暗号化されている場合はパスワードも入力する必要があります。

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すると下の方にETHのバランスと購入先が表示されます。このウォレットには0.5ETHだけ送ってみたので0.5Etherと表示されています。右のGet DAO TokensのAmount to Sendに購入したいETH額を入力して「GENERATE TRANSACTION」ボタンをクリックすれば、送信ボタンが続けて表示されます。送信ボタンをクリックすれば購入完了です。送金手数料は追加で差し引かれるので多少余裕をもったETH額を入力してください。(画像上で「To Address」を隠していますが、共通のアドレスなので特に隠す意味はありません。)

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送信後は、トークン数が更新され、0.4ETH分(=40)が表示されました。これで購入完了です。ちなみにMyEtherWalletからは現在トークンの送信はできないのでご注意ください。

⑤一応mistで確認してみる

ブロックエクスプローラーなどから確認してもよいですが、一応mistで確認してみます。先ほど、暗号化した秘密鍵(keystoreファイル)を保存した場合は、PC内のmistのkeystoreフォルダにファイルをぶち込むだけで簡単にインポートできます。生の秘密鍵を保存している場合のインポートは面倒くさいのでここでは割愛します。場所が不明な場合は、mist内の上部メニューの「アカウント」→「バックアップ」→「アカウント」を選択すると保存場所が確認できます。

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インポート後、mistを開いたら「コントラクト」タブの一番下の「トークンを追加」ボタンをクリックします。クリックした後で開く画面上のコントラクトアドレスに「0xbb9bc244d798123fde783fcc1c72d3bb8c189413」を入力し、トークン名等を適当に入力します。

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無事DAOが反映されていました。(5DAO分を追加で購入したので45DAOになっています。)

MyEtherWalletからトークンの送信は現在のところできないので、今後結局mistをインストールする羽目になる可能性もありますが、ご参考までに。

※トークンの送信について追記:クラウドセールの終了日(5/28)までは公式ウォレットmistも含めてDAOトークンの送信は制限されています。現在MyEtherWalletにはそもそも送信機能自体が実装されていません。今後実装予定としていますが、遅れる可能性や万が一実装されないという事態もありえます。(その場合はmistにインポートすれば送信可能です。)