かなり前にまとめリンク集のような記事を書きましたが、続きを書いていないことを思い出したので今回はビットコインのデータ関連で有益と思われるサイトについてまとめたいと思います。
意外とこういうリンク集を乗っけているところがあまりないので、いずれサイトにコンテンツとして掲載するかもしれません。有名なサイトばかりで知っている人も多いと思いますが、とりあえずは備忘録としてこのブログにまとめておきます。
Bitcoin Fees for Transactions | bitcoinfees.21.co
ビットコインの手数料の目安を表示してくれるサイトです。このまとめのなかでも実用上唯一見る機会があると言ってもいい便利なサイトです。
最近は送金がなかなか確認されないトラブルが頻発してるようなので、このサイトを見て手数料を決めればスムーズに送金することが可能です。緑のグラフ帯の手数料だと遅延なしで送れるようです。ただし、ビットコインの仕様にあわせて1バイト当たりの目安手数料しかかかれていないので、トランザクションのサイズをいちいち確認する必要があり、サイズが確認不可能なウォレットでは利用が難しいです。グラフの下のほうに、太字で平均(中央値?)のサイズとそれに合わせた目安の手数料がかかれているので、サイズが不明な場合はその目安の手数料を設定すると良いかもしれません。
いずれにしても、トラブルで困りやすい初心者に進めるにはちょっとハードルの高いサイトなので、手数料・送金遅延問題についてはもっと多くのウォレットが手数料を自動調整してくれる機能を実装してくれることを願っています。
Bitnodes
ビットコインのノードの分布を掲載しているサイト。普段あまり使うことはないと思いますが、バージョン別の適用状況なども見れるので便利です。サイト内ではIPを入れるとビットコインのノードがちゃんとたっているか確認できるツールもあるので、個人的には自分で新しくノードを立ち上げるときなどに使っていました。
Coin Dance
ノード関連でサイトをもう一つ。ここでは、Bitcoin Core以外のClassicやUnlimitedなどのノードの推移を見れるのが便利です。
Bitcoin network graphs
ビットコインのコア開発者のsipaことPieter Wuilleが運営するサイト。ハッシュレートや現在も行われているソフトフォークの投票状況(block version)の推移などのグラフが確認できます。
信頼性は他のサイトより高いと思われるので、ハッシュレートなどのデータを確認したいときはとりあえずここのグラフを見ています。
Blockchain.info
https://blockchain.info/ja/charts
有名なウォレット兼ブロックエクスプローラーのサイト。ブロックチェーン関連のデータも掲載されています。細かく一つ一つ見ていくとデータの根拠・信頼性がよくわからないものもありますが、マイニングプールのハッシュレート分布なんかは参考になるので時々見ています。
data.bitcoinity.org
価格チャートサイトですが、世界の取引所の取引量などのデータも掲載されています。Coindeskのレポートなんかでもここのデータが引用されているので、一番有名なデータではないかと思います。ただし、日本の取引所を含めある程度の規模の取引所であっても掲載されていなかったりしていて、主要取引所のみという感じなので、通貨別の取引量を見るときなど注意が必要です。
Coinhills
同じく取引量関係でもう一サイト。見せ方としてはこちらのほうが面白いです。ただし、ここも全取引所が掲載されているわけではなく網羅的ではないので、この手のサイトの取引量を見るときは一応念頭に置いておきましょう。
p2sh.info
P2SH関連のトランザクションデータをまとめたサイト。P2SHの説明は省きますが、マルチシグネチャアドレスの使用状況や、RBF(Replace-by-Fee)の使用状況などのなかなか面白いデータが見れます。Segwitが採用された際には、Segwitアドレスの使用状況もこのサイトで見れるようになるのではないかと思います。